トリノ‐ 美術史コース
トリノ‐ 美術史コース
トリノは古代ローマ人によって造られた街。バロック建築とリベルティスタイルの建造物で有名です。現代では、デザイン界でも注目される場所であり、近代アートの美術館も多く見られます。美術史と共にイタリア語を学ぶのに適した場所です。
当校の美術史コースの目的はビデオスクリーンと通して映像も見せながら理解を深め、実際に美術館訪問も行います。 ピエモンテでの変革を中心にイタリア芸術の発展を理解します。
コースではアーティスト達の歴史的、社会的活動の変革について理解を深められる機会となります。
トリノ‐ 美術史コース
理論:イタリア史と美術史の序章からトリノ史に関わる芸術の変革に注目した内容。
理論が終わった後課外授業があります。これら訪問の目的は生徒が課題への知識を深めながら、トリノの街にある芸術的モニュメントの現物を間近で観賞する事が出来ます。
レッスンではオーディオやビデオなどを使用し、とても効果的に理解深められます。芸術変革来においても主なアート作品(絵画、彫刻、建造物など)を観賞します。画像、VHS,CDなどあらゆる教材を使用します。
プログラム例
- 古代エジプトの旅
エジプト文明の主な特徴(ヒエログリフ、神聖、葬儀、ピラミッド、日常生活)ハンドメイド芸術作品の大半が現代まで残っています。1760年のコレクションが展示されるトリノのエジプト博物館へガイド付きで訪問します。 - 古代ローマ時代の日常生活
トリノ考古学博物館では古代ローマ人たちの日常生活の特徴を知ることができます。家族構成から衣類、食事、街の構造から崇拝儀式や公演の場所について。 - トリノの中世時代中世の日常生活の特徴について、具体的に街、城、修道院など建設技術、人物、生活の仕方などの観点を掘り下げます。トリノの中世の村を訪問したり、旧市街に残された中世の装飾や作品を研究します。春と夏であれば、代わりにサンミケーレ修道院を訪れます。
- トリノのバロック建築
建物やサヴォイアの肖像画を観てイタリアだけでなくヨーロッパ中に知られた栄華が続いた時代を振り返ります。王宮やバロックの素晴らしい教会などを訪問し、グアリーノ・グアリー二やフィリッポ・ユバラの才能を鑑賞します。 - トリノのリソルジメント
イタリア統一運動の歴史はリソルジメント美術館や歴史的なカフェ、サヴォイア家の権力下にあった建造物において学ぶことができます。 - トリノのリベルティ
トリノはリベルティの中心でもあります。フランスのアールヌーボーを起源とし1800年後半から1920年頃において発展しました。トリノのリベルティはとりわけ花の飾りや多色使いのガラスを利用した特徴的なスタイルです。興味深い建物が立ち並ぶクロチェッタとチト・トゥリンの地区を散策します。または、リヴォリの入口にあるレウマン・ヴィッラッジョを訪問します。 - トリノのコンテンポラリー
トリノの博物館やギャラリーなど、1900年代初期から育んでいった芸術活動の遺産が集積されています。フトゥリスタ(未来派)からアート・ポーヴェラ(貧しい芸術)まで、カゾラーティや国際環境派や前衛派など。GAMやリヴォロの城の訪問、また建築や街の構造改革となった建物を鑑賞するなどテーマに分けられています。このコースは11月の’’ARTISSIMA''が催される時の開催がお勧めです。