CILSは、 労働や教育の分野において、広く認可されているイタリア語学能力の検定試験です。
イタリア語学能力の検定試験はたくさんあり、これらは教育機関(シエナ外国人大学、ペルージャ外国人大学、ヴェネチア大学、ローマ第三大学など)や、文化機関(AIL、ダンテ・アリギエーリ協会など)などの公的団体が主催しています
スクオーラ レオナルド•ダ•ヴィンチは、CILSのシエナ外国人大学より、公式の認可を受けています。
CILS(Certificazione di Italiano come Lingua Straniera)試験
CILSは外国語習得者の成熟度を示すガイドラインである「ヨーロッパ言語共通参照枠」に沿って、以下のようなレベル分けをしております。
A1 - A2 (初級レベル)、 B1 - B2 (中級レベル), C1 - C2 (上級レベル)
各レベルにおいて、総合的な語学力が試されます。試験の内容は読解、聞き取り、作文、文法、会話の5科目に分けられています。
試験は、選択問題もあれば、語順の問題、さらには与えられたテーマにおける作文もあります。
各科目に合格点が設けられています。試験に合格するには、全5科目で合格点を取らなければなりません。
全科目に合格できなかった場合、合格した科目を持ち越しして、不合格だった科目のみ受験することが出来ます。但し、合格科目の有効期間は1年間です。
CILSは初めて外国人を対象としたイタリア語学力の検定試験です。
イタリア外務省から公式の認可を受けており、イタリアでの長期滞在許可の取得や、イタリアの大学への入学において、CILSの合格証明書が必須となっている場合もあります。
CILS試験対策コース
スクオーラ レオナルド•ダ•ヴィンチでは、CILSの試験対策コースを設けています。このコースは毎回、試験の日程に合わせて開講され、経験豊富な講師によって、試験形式に沿った総合的な試験対策の授業が行われます。
過去問や、実践的な演習問題を通して、各科目に必要な能力を強化します。
受講生にはそれぞれ、各科目の問題集が配られます。まずは講師が、各科目の形式や出題傾向、採点基準を解説します。その後は、練習問題へと移ります。最初は、それぞれが落ち着いて解答できるように、時間制限を設けません。慣れてきたら、実際の試験の時間内に解答できるように訓練します。
講師の添削により、受講生は各自の弱点が見えてきます。そこで、弱点克服のための演習問題に取り組みます。
経験豊富な講師が一人一人の試験対策のサポートを丁寧に行います。