このコースは1日4レッスンのインテンシブコースと、1日2レッスンのワイン・食料品用語に関する個別授業で構成されています。
趣味や専門的な理由で料理やワインについて勉強したい人に向いています。
このコースの目的は,イタリア経済を支えるのに重要な役割を果たしているこの分野を知る為に必要な言葉や理論を学ぶ事にあります。コース中は,典型的な料理のレシピから,イタリア地域別の料理のレシピ,イタリア料理の歴史などを学びます。"Il talismo della felicita'"などの一般的に知られているレシピ本などを読みながら,料理に必要な単語等も学びます。ワインにおいては,地域ごとの識別や,ラベルの読み方・栽培・製造技術等を学びます。もちろんワインを表現する為に必要な単語も学びます。基本的なボキャブラリーと表現を学習した後,ディスカッションなどを通して表現力の強化を図ります。生徒の要求があれば,市場やレストラン,生産者へのガイド付き見学も致します。学校側が企画している料理コースやワインティスティングのコースと組み合わせる事も出来ます。
授業で扱われるテーマ例
料理:
ソース,前菜,スープ,米料理,ニョッキ,ポレンタ,野菜料理,卵料理、デザート
ワイン:
イタリアワインの特徴,分類,ラベル・ティケットの読み方,技術,地域別製造方法,ワインマーケット,ワインに関するさまざまな規制
テーマが広範囲に及ぶ為,コース開始にどの分野に絞って授業を進めるか教師と相談して頂きます。既にどの分野を学びたいかはっきりしている場合は,事前に知らせて頂きますと,コース開始日までに生徒の希望に合った教材を準備致します。
例として,レストランを経営されている場合は,授業ではメニューの分析・消費者の分析などを学びます。ワインを貿易されている人には,貿易に関する法律,ワインの地域,ラベルの読み方,ワインの表現の仕方などを学びます。料理を習っている生徒には,一般的料理のレシピや,イタリアの典型的な料理のレシピを学びます。